フランスではマナーに反するという理由でドギーバッグを要求することはありませんでした。2016年に実施されているドギーバッグ法に関しては、フランス人の75%が反対ではないものの、70%がドギーバッグを使ったことがないそうです。
レストランの食べ残しを家に持ち帰る習慣は、フランスではアメリカ人がすることだと軽蔑されていたと言います。
文化の違いがあるとしても、趣味の良いおしゃれなドギーバッグができれば、その習慣が変わるのではないかと言う人もいます。料理人たちは、ドギーバッグという呼び方に反発しています。
これに対してホテルやレストランの労働組合では、グルメパックという呼び方にするように提唱しています。
スウェーデンでは、包装の団体が、地元の企業や大学、包装企業などと協力し、ドギーバッグの開発をしています。